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ブレンドによる効果の程は?画像を使ってNRとの違いを検証

 03, 2016 12:37
ブレンドするとノイズが減ります。

各ソースから綺麗な部分を持ち寄って 1 つのクリップを生成するわけですから、NR フィルターなどによる画像の「加工」とはちょっと違うということを、今回はこちらの画像を使って検証したいと思います。
今回の検証では数値は一切ありません。プレビューと主観で喋るので、合わない人は browser back

画像の比較は、ビフォーアフターを並べるよりも、タブなどで切り替えて行うことを推奨します。
並べると視野角の影響を受けますし、視線を動かすことによって変化に気づきにくいからです。



BS11 ソース
BS11.png




目ポイントは?

Area.png

画像のように、黄色いエリアと、赤いエリアを分けて考えていきます。
目標とする画質のポイントは次の 2 点

・ノイズが少ない
・ボケていない

これを踏まえて、いくつか有名な NR フィルターを使ってみたのでご紹介します。




NRの検証

AviSynth と AviUtl から、独断と偏見でいくつかチョイスしました。
すべてデフォルト値でプレビューしています。

| Deblock()

BS11_Deblock.png

黄色領域に多く見られる 8x8 ブロッキングノイズの多くが低減され、尚且つ赤色領域のエッジ付近などの高周波領域には目立った影響は少ないように見えます。
しかしまだまだブロックノイズは目立ちます。圧縮率の低下にも繋がっています。


| MosquitoNR()

BS11_MosquitoNR.png

エッジ付近への平滑化が積極的に行われています。エッジの歪みが是正されている感じですが、当然ながらブロックノイズへのアプローチは Deblock() よりも弱め。


| RemoveGrain()

BS11_RemoveGrain.png

名前に違わず、均さずに取り除いているという感じ。細かい範囲で処理されているので、赤色領域の解像度感は保持されている印象を受けますね。逆に黄色領域は積極的に削られているように見えるので、割と理想に近いかも。


| Convolution3D(preset="animeBQ")

BS11_Convolution3D(preset=animeBQ).png

これよりも弱いプリセットでは効果が薄すぎたので、ここでは BQ で検証します。
なんか全体的に、x 軸にブレています…。効果の割にボケ率高いように感じます。


| AviUtl ノイズ除去フィルタ

BS11_AviUtlNR.png

エッジは保護されているのかな?ただ、非エッジ領域ではこれでもかというくらい除去します。閾値調整次第かもしれないですが。
印象としては RemoveGrain() の強力版。


| AviUtl NL-Means

BS11_AviUtlNL-Means.png

高周波、低周波に関わらず、一定の基準で平均値で均している、といった感じでしょうか。
メディアンと違ってぼかしの部類なので、解像度感が落ちてノイズはうっすら残るというマイナスな見方もできますが、、このフィルターには保護機能が備わっているので、上手く調整すれば AviUtl の中ではかなり有用な NR だと感じます。




してブレンドは

一口にブレンドといってもソースの数や種類、閾値調整などによっても結果は大きく変わります。
今回は BS11 / WOWOWプレミアム / GTV のソースを使いました。細かい設定はキリがないので端折ります。

Blend.png

パッと見た感じ、なんかボケてるかな?とも取れますが、 BS11 のプレビューのほうが解像度感があるように感じるのは、単純に細かいノイズが多すぎてアニメのディテールのように映るからではないか?というのが最近の私の見解です。

その点を踏まえてポイントを絞りながら見比べると、NR ではまず不可能な、黄色領域のノイズ量と赤色領域の再現度の両立が出来ているのが分かります。

たとえば下の画像のように、圧縮の影響でエッジが繋がっていない箇所を復元。
edgeBreak_BS11.png

edgeBreak_Blend.png


そうかと思えば、ブロックノイズはここまで是正されていて、エッジ領域の保護(というより復元)とノイズの低減という相反することを同時に実現出来ています。
BlockArea_BS11.png

BlockArea_Blend.png




とめ

ノイズは、それ自体が汚く映るというだけに留まらず、エンコード時の圧縮率の低下や、それに影響され本来綺麗だったフレームや領域の足を引っ張るというデメリットを孕んでいます。
そして、DTV におけるノイズとは、インターレースによるコーミング、ビットレート不足によるブロッキングと、量子化によるモスキートノイズが殆どです。
そして、インターレースさえ存在しなければ、ビットレート不足に陥ることも、それによってブロックやモスキートが発生することも減ります。
昨年放送していた攻殻機動隊S.A.C.の再放送がプログレッシブで、その映像はとてもクリアでノイズが殆ど見受けられなかったので、その経験を元に、私の中ではそう結論付けました。


つまり何が言いたいかと言うと、インタレ滅びろ







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