
本来 24 分の動画なのに、CM 隣接フレームをいくつか削ったことにより 23:59 になってしまう
そういったケースで役立つツールを作成しました。
このソフトウェアを使用することにより、終末フレームを水増しして指定の秒数になるよう Trim 文が自動調整されます。
水増しには Trim 後の clip に対して、自動生成された新たな Trim 文を AVS ファイルに自動で書き込む仕組みを利用していますので、予め AVS ファイルを以下のようにセッティングしてご利用ください。
### Trim 文を保有した AVS ファイル( encode.avs )
MPEG2Source("C:\encode\encode\nagi_01.d2v")
Trim(1,20000)++Trim(30001,50000)++Trim(60001,63153)
#TLR
IT(fps=24)
return last
### バッチスクリプト
set tlr=C:\encode\bin\TrimLengthRegulator.exe
%tlr% --avs C:\encode\encode.avs --second 1440 --fps 29.97
上記の環境を用意し、コマンドを実行すると AVS ファイルは下記のように書き換えられます。
「#TLR」と打ち込んだ場所に Trim 文が書き込まれ、今回の場合は 2 フレーム水増しされています。
「--fps」コマンドは省略可能です。その場合 29.97 fps として処理されます。
### 書き換えられた AVS ファイル( encode.avs )
MPEG2Source("C:\encode\encode\nagi_01.d2v")
Trim(1,20000)++Trim(30001,50000)++Trim(60001,63154)
Trim(0,43152)++Trim(43152,43152)++Trim(43152,43152)
IT(fps=24)
return last
↓このツールにより、今まで 1 秒足りなかった秒数がすべて補完されました!

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ソフトウェア - TrimLengthRegulator v1.2 (動画の長さを指定時間に調節する)
ダウンロード
TrimLengthRegulator v1.0.zip
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